男の物語を女が引き継ぐ。…のか?

春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花が真打昇進披露興行 口上では師匠・小朝が涙の祝福(サンスポ、2022.3.22)

前座の時から機会を見ては拝見してきた春風亭ぴっかり☆さんが蝶花楼桃花師匠になっての真打昇進、心からお喜び申し上げます。

彼女の新しいプロフィールには、こう書いてありました。

七代目・蝶花楼馬楽の没後途絶えていた、歴史ある亭号の復活となる。「桃花倶楽部」プロフィールより

下の名前は異なりますが、「蝶花楼」という亭号は、確かに歴史ある亭号だと感じます。
「東都噺家系図」(橘左近著、1999年、筑摩書房)によると、初代は江戸時代の天保年間の人、約200年ほど前の人です。そこから七代目まで、そうそうたる顔ぶれと物語が続いています。当然ですが、皆さん男性です。三代目は破天荒な生き方を貫き後世に名を遺すような方で、四代目は後の四代目柳家小さん、五代目は後の林家彦六(先代林家正蔵)というそうそうたる顔ぶれの方々が名乗ってきた名前です。2019年に亡くなった七代目は、国立演芸場の鹿芝居で好々爺の役を演じていた写真が演芸場カレンダーに掲載されていたのを覚えています。詳しく知りたい方は、とりあえずは「東都噺家系図」か、ウィキペディアあたりで確認してください。

大きな名前を継いだ女性落語家としては、西の桂あやめ師匠(前名桂花枝、1994年襲名)に次いで二人目となりますでしょうか。こちらは、自身の師匠の前名を継いだということで、一門の落語家の方々と名前を守り続けてゆくのだと思います。

浪曲では「天中軒雲月」など、男性の名前を女性が継ぐということは割とあると思います。「天中軒雲月」は、初代から現在の五代目まで、女性と男性が交互に名前を継ぎ、現在の五代目は女性です。

「蝶花楼」は現時点ではおひとりです。
小朝師匠や一門の兄弟子(そういえば、すぐ上の兄弟子は「五明楼」という由緒ある亭号を継いでいます)の後ろ盾はあるにせよ、これから、代々の「馬楽」の物語も一緒に携えて落語家としての道をゆかれるのでしょうか。それとも、そんなもの関係ない、と、あくまで亭号だけ、と割り切って独自の道を進まれてゆくのか。

どういう道になったとしても、観客である私はそれを見守ることしかできません。

春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花師匠、真打昇進おめでとうございます。
これからのご活躍、静岡の地よりささやかに応援しております。

 

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2021.5.3 鈴本演芸場&5.5 浅草演芸ホール 生配信場内アナウンス

2021.5.3 鈴本演芸場youtube生配信 場内アナウンス

※公演昼夜各回、冒頭と仲入りに2回、計4回流れました。仲入り時は前座がマイクを持ってのアナウンスとなっています。
なお、( )内は一部異なっていた部分です。

本日は、鈴本演芸場チャンネルをご視聴いただきまして誠にありがとうございます。
開演に先立ち(まして)、本公演に関する諸注意を申し上げます。
お客様のご理解ご協力をお願いいたします。
配信中のマスク着用につきましては、お客様がご覧になっている場所のルールに準じてお願いいたします。
お客様の安心安全のために本公演は無観客での開催とし、ご自宅でのご飲食は、ご家族で決められたルールに沿った上で、お好きなものをお召し上がりください。
外出先等でご覧になられているお客様は、その場所でのルールの範囲内でご飲食をお楽しみいただきつつ、笑い声等周囲の方へのご配慮をお願いいたします。

公演中、コメント欄での会話は大いにお楽しみ下さい。ただし、他のお客様が不快に思われるコメントや、演者・関係者への誹謗中傷、特定のお客様同士での過度な議論が始まった場合には、通常の寄席興行と同様に、他のお客様が不快に思われる行為として事前警告無しでの一発ブロックとなります。

本日の公演では、演出の都合上笑い声や拍手が入りますが、配信スタッフや演芸場従業員等関係者によるものです。会場にお越しいただいてもご入場いただけませんので、あらかじめご了承ください。

本日の緊急生配信および5月31日まで視聴可能なアーカイブについては、無料でお楽しみいただけますが、出演者支援といたしまして芸人応援チケットのご購入をお願いいたします。
こちらの売り上げを出演料に充てさせていただきます。購入方法等詳細につきましては、配信ページの概要欄をご確認くださいませ。
このような状況ではありますが、落語・演芸で大いに笑い、免疫力をアップしていただきたいと思います。最後までごゆっくりお過ごしくださいませ。ありがとうございます。

 

2021.5.5 浅草演芸ホールyoutube生配信 場内アナウンス


*夜の部の冒頭のみ流れました。(*)は、2回同じ文章が読まれています。


本日は浅草演芸ホールにご来場いただきまして誠にありがとうございます。
開演に先立ちましてお客様にお願い申し上げます。
許可のない写真撮影動画撮影及び録音行為は固くお断りいたします。また、許可のない写真撮影動画撮影及び録音行為はお断りいたします。(*)
また、上演中は新型コロナウイルス拡大防止のため、マスクは着用したままでお願いいたします。
また、音の鳴る電子機器・携帯電話は電源をお切りくださいますようお願い申し上げます。
皆さまのご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
それではまもなく夜の部開演、夜の部開演でございます。
本日は浅草演芸ホールにご来場いただきまして誠にありがとうございます。

 

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2021.5.1 youtube鈴本演芸場チャンネル 鈴本演芸場・浅草演芸ホール両席亭ごあいさつ 文字起こし。



(鈴本演芸場の鈴木席亭登場)

鈴木:皆さんこんにちわ。鈴本演芸場の鈴木敦と申します。
大変ご無沙汰しております。
去年まではですね、特に肩書はなかったんですけれども、今年の4月から、鈴本演芸場の席亭に就任させていただきました。
改めまして、どうぞよろしくお願いいたします。

ということで今日皆さまにご案内がありまして、また、鈴本演芸場チャンネルを再開させていただくこととなりました。
今日5月1日からですね、5月の11日まで都内の寄席4軒はすべてお休みということになっております。そこで、せっかくこのゴールデンウィークを楽しみにされてたお客さまが大勢いらっしゃると思いまして、今回、また鈴本演芸場チャンネルを使いまして、落語協会の5月上席公演を緊急無料生配信させていただくことになりましたのでそちらのご案内です。よろしくお願いいたします。

…実は(画面背景が)ちょっとウチ(鈴本)の客席じゃない感じがあるのは落語がお好きな方ならわかると思うんですけれども、お気づきの方もいらっしゃると思います。…今日実はですね、こちらにお邪魔しております。

カメラがぐるっと回って(パンして)浅草演芸ホールの高座が映る)

浅草にあります浅草演芸ホールにお邪魔させていただいております。

(再びカメラが鈴木席亭のいる場所に戻る)
ということでですね、今日は浅草演芸ホールのお席亭でもあります松倉社長にお越しいただいております。…「お越しいただいております」というとアレですけど(笑)、(もごもごと数秒聞き取れず)松倉社長、お願いいたします。

(浅草演芸ホール・松倉社長登場)

松倉:どうも、おはようございます。
鈴木:どうもよろしくお願いいたします。
松倉:よろしくお願いいたします。浅草演芸ホールの松倉と申します。
鈴木:すいません、今日はうちの鈴本のはんてんで客席に座らせていただいて、本当にもうあり得ない。
松倉:本当にもうあり得ないシチュエーションですね。
鈴木:申しわけない(頭を下げる)。お邪魔しております。
松倉:とんでもないです、ようこそお越しくださいました。

鈴木:ということでですね、今回鈴本演芸場チャンネルでの緊急無料生配信もそうなんですけれども、今回同じ落語協会の5月上席公演を予定されていた浅草演芸ホールさんにもご相談をしまして、この度「(youtube)浅草演芸ホールチャンネル」を開設していただいた上で浅草演芸ホールの緊急無料生配信をやるということも同時に決定いたしました。よろしくお願いいたします。

松倉:よろしくお願いいたします。上野鈴本演芸場さんのお声がけで、落語協会さんのご協力を得まして、ゴールデンウィーク5月上席の番組を緊急無料生配信ということになりました。本当にありがとうございます。

鈴木:いや、こちらこそありがとうございます。もう落語協会さんの5月上席はもともと鈴本演芸場と浅草演芸ホールさんの2軒で公演する予定だったんですが、もう先ほどもご案内の通りこの5月1日から5月の11日までお休みというふうになってますので、せっかくなのでこの寄席演芸のお笑いをですね、youtubeを通して皆さまにお届けできないかということで、松倉社長にもご相談させていただいた次第です。
…ホントにもう急な話で、ありがとうございます。

松倉:本当にありがとうございます。まあゴールデンウィークはね、私どもは昼間は林家木久扇師匠、夜の方は柳家喬太郎師匠というわけでございまして、まあ本当に皆さんにね、生で見ていただきたいいい番組なんですよ。それ今回ね、配信という形で皆さまにお届けできる、こんなにうれしいことはありません。ぜひね、楽しみにご覧いただきたいと思います。

鈴木:ありがとうございます。まずね、配信日なんですけど、まず鈴本演芸場チャンネルの方で5月3日にいつもの時間、お昼の12時半から夜の部までまず配信をさせていただきます。そしてその2日後ですね、5月の5日に浅草演芸ホールチャンネルで5月上席お昼の番組から夜の部まで生配信ということになります。今回、この配信のために新たに浅草演芸ホールチャンネルを開設いただきましたので、ぜひ、鈴本演芸場チャンネル登録いただいた方いらっしゃると思いますけれども、浅草演芸ホールチャンネルも新たにできましたので、こちらの登録もお願いしたいということになります。

そして去年、私どものほうでやらせていただいた「芸人応援チケット」今回も発売させていただくことになりました。1枚1000円で何枚でもお求めいただけます。で、寄席が再開した時にはそちらを割引券として使えるというチケットになっておりますので、そちらのご協力もよろしくお願いいたします。ちょっと今回それを鈴本演芸場もそうですし、浅草演芸ホールでも応援チケットを販売させていただくということで、そちらを芸人さんの支援に充てさせていただくということで、それぞれ、今回鈴本演芸場の応援チケット、浅草演芸ホールの応援チケットと2種類あります。どちらも寄席再開後に持って来ていただくと、入場料は500円引きになるというチケットになります。

鈴木:では松倉社長、浅草演芸ホールさんとしてyoutubeで無料生配信っていう初めての試みかと思うんですけど、ぜひそれに向けて意気込みを一言いただきたいと思います。

松倉:ありがとうございます。昨年上野さんがこういう無料な配信をやるという話を聞かれまして、本当にいい試みだなあと思いました。
今回本当に上野さんのお声がけで私どものチャンネルを作っていただいて、これを皆さまに配信できること、本当に嬉しく思います。寄席の楽しさ面白さ、本当に身近なものとして皆さまにお感じいただければと思います。コロナが終息した後はぜひまた生の舞台を見に来ていただきたいと思いますので、どうぞ配信の方楽しみにしてください。よろしくお願いいたします。

鈴木:ありがとうございます。…ということで、今度の5月3日5月5日はですね、それぞれ鈴本演芸場チャンネルと浅草演芸ホールチャンネルで寄席演芸の笑いを全国の皆さまにyoutubeで無料生配信させていただきます。ぜひお楽しみいただければと思います。よろしくお願いいたします。社長、どうもありがとうございました。

松倉:ありがとうございました。

 

 

 

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東海地区 2020年7月落語会 開催中止・延期・変更情報

東海地区 落語会中止・延期・変更情報  2020年7月公演分
2020.7.29  10:00現在
*中止の詳細・払い戻し等については、主催者に直接ご確認ください。
*これ以外に中止となっている場合があります。
*後日再変更となっている場合があります。
*三重・岐阜については、調査しきれておりません。

7/期日未定【静岡】伊豆・百笑寄席(中止)
7/1 (水)【愛知】常滑・特撰落語名人会(円楽・小朝・小猫)(2021.2.17に延期・期日未定)
7/4 (土)【愛知】名古屋・智丸・弥っこ落語会(9/5に延期)
7/5 (日)【岐阜】岐阜・特撰東西落語名人会(文珍・好楽・花緑)(2021.4.1、18:30に延期)
7/8 (水)【静岡】伊豆・百笑寄席(中止)
7/8 (水)【愛知】岡崎・特撰東西落語名人会(小遊三・文珍)(2021.3.31に延期)
7/9 (木) 【静岡】 焼津・大井川寄席(風子・あんこ)(延期・期日未定)
7/9 (木) 【三重】東員町・とういん寄席(中止)
7/10(金)【静岡】袋井・法多山ほおずき寄席(鳳楽)(中止)
7/11(土)【愛知】日進・林家木久扇芸能生活60周年記念落語会(延期・期日未定)
7/11(土)【愛知】知立・林家たい平独演会
     (延期・11/28 14:00 花しょうぶホール→かきつばたホールに変更)
7/11(土)【岐阜】岐阜・燕弥会 in 岐阜(中止)
7/15(水)【静岡】伊東・あさらくご(鯛好・昇吾・扇兵衛)(中止・同じ顔ぶれで12月に開催)
7/18(土)【愛知】武豊・ゆめたろう寄席 納涼の会(米團治・菊之丞・吉笑)(2021.1.15に延期)
7/22(水)【愛知】名古屋・桂小春團治独演会(3.25→7.22→2021.2.22に延期)
7/24(金祝)【愛知】名古屋・天中軒雲月一門会(2021.4.11に延期)
7/24(金祝)【愛知】名古屋・柳家さん喬・権太楼二人会(10/13夜に延期)
7/24(金祝)【静岡】静岡・立川志ら乃一門会(中止)
7/25(土)【岐阜】岐阜・林家木久扇 芸能生活60周年記念公演(中止)
7/25(土)【愛知】名古屋・春風亭一之輔のドッサりまわるぜ2020 愛知公演 *開催
     (13:00満席、17:30追加公演)
7/25  (土) 【愛知】名古屋・寿限無茶屋で上方落語 九雀亭(中止)
7/26(日)【三重】四日市・林家木久扇 芸能生活60周年記念公演(中止)
7/26(日)【静岡】浜松・浜松寄席 鯉昇一門会
     (鯉八・鯉昇・鯉朝・鯉枝・傳枝・柳若・鯉白・鯉舟・どっと鯉)(中止・同じ顔ぶれで2021.7.25に開催)
7/31(金)【三重】伊勢・みそか寄席(文我)(中止→開催→中止)

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東海地区 2020年3月落語会開催中止・延期・変更情報

東海地区 落語会中止・延期情報    2020年3月分
2020.5.6 13:00現在 
インターセクション調べ
*詳細・払い戻し等については、主催者にご確認の上行動をお願いいたします。
*追記した日は、中止が決定した日とは一致しておりません。

3/1 (日)【静岡】 熱海・熱海梅見落語会(さん光)(中止)
              *熱海梅まつりは、この日で打ち切りとなりましたが、同日と3/8に行われる落語会は中止となりました。
3/1 (日) 【静岡】 掛川・シオーネ寄席 鶴光・小朝 二人会(中止)
3/1 (日)~7(土)【愛知】名古屋・大須演芸場3月定席(中止)
3/1 (日)【愛知】名古屋・らくらく落語会(三遊亭笑くぼ(大須くるみ))(5月に延期)

3/6 (金)【愛知】 名古屋・桃月庵白酒独演会(6/5(金)に延期→中止)
3/6 (金)【三重】鈴鹿・特撰落語会 三遊亭小遊三・林家たい平 二人会(中止)
3/7 (土)【岐阜】岐阜・燕弥会 in岐阜(中止)
3/7 (土) 【三重】伊賀・はたごのらくご(吉弥)(中止)
3/7 (土) 【三重】伊賀・伊賀上野しょうもん亭(文鹿・団朝・源太)(中止)
3/7 (土)【愛知】 名古屋・願王寺講談会(南左衛門 )(中止)
3/8 (日)【愛知】扶桑町・扶桑特選落語会(米團治・花緑・兼好・小痴楽)(中止)
3/8 (日)【静岡】 熱海・熱海梅見落語会 (小辰)(中止)
3/8 (日)【静岡】ラ・ホール寄席(南なん・蝠丸)(中止)
3/8 (日)【愛知】 名古屋・毎日落語会 雀々の流儀7(6/5(金)に延期)

3/10(火)【愛知】 尾張旭・あさひ駅前寄席(獅篭・鱗林)(中止)
3/11(水)【岐阜】多治見・たじみワンコイン寄席 三遊亭歌太郎独演会(中止)
3/14(土)【静岡】静岡・グランシップ寄席 三遊亭圓歌・柳家三三 二人会(中止)
3/14(土)【愛知】名古屋・古今亭菊之丞独演会(6/21(日)に延期)
3/14(土)【愛知】小牧・小牧落語を聴く会 柳亭小痴楽独演会(中止)
3/14(土)【岐阜】岐阜落語を聴く会 入船亭扇遊独演会(9/12(土)に延期)
3/14(土)【静岡】磐田・花咲寄席(鯉昇)(9/12(土)に延期)
3/14(土)【静岡】静岡・しみず寄席(たけ平・あんこ)(中止)
3/14(土)【愛知】名古屋・ぴっかり☆春一番!
      (タイトルを「ぴっかり☆夏祭り!」に変更して8/10(月祝)に延期)
3/15(日)【静岡】沼津・三遊亭朝橘 春の寄席(5/31(日)に延期) 
3/15(日)【岐阜】 多治見・落語の世界 春風亭一之輔独演会(中止)
3/15 (日)【岐阜】関・板取川ほほえみ寄席 特選落語会(木久扇・塩鯛)(中止)

3/11(水)【静岡】伊豆・百笑寄席(扇遊・遊京)(中止)
3/15(日)【愛知】名古屋・イオン寄席(中止)

3/17(火)【静岡】静岡・松之湯寄席(ぼたん・朝之助)(中止)
3/17(火)【静岡】 静岡 ・よし川寄席(銀瓶)(延期・期日未定)
3/18(水)【愛知】名古屋・白鳥寄席(中止)
3/18(水)【愛知】名古屋・浪花ともあれ 浪曲三人(ざんまい)舞台
         (幸枝若・恵子・幸太・雲月)(延期・期日未定(10月以降))
3/19(木)【愛知】名古屋・扇辰・きく麿 落語二人会(中止)
3/20(金祝)【静岡】静岡・かなやま寄席(晴の輔)(中止)
3/20(金祝)【愛知】常滑・特撰落語名人会 三遊亭円楽・春風亭小朝(7/1(水)に延期)
3/20(金祝)【静岡】袋井・南来成咲寄席(可風・楽八)(中止)
3/21(土)【愛知】半田・三遊亭栄豊満 半田落語興行(延期・期日未定)
3/21(土)【愛知】名古屋・旭堂南之助・南生ふたり講談会 (中止)
3/21(土)【静岡】磐田・アミューズ落語寄席
        (小痴楽・鯉八・A太郎・昇々・羽光・柳若)(中止)
3/21(土)【静岡】磐田・醫王寺お彼岸会 桂雀々独演会(6/6(土)に延期)
3/22  (日)【愛知】 岡崎・甲山落語会(鯉八・昇々・吉笑・宮治)(中止)
3/22(日)【静岡】浜松・2020コープ平和のつどい 春一番寄席(談四楼)(中止)
3/22(日)【静岡】磐田・大森屋落語会(楽八・可風)(中止)

3/23(月)【静岡】 静岡・寿し鐵寄席(権太楼・権之助)(中止)
3/24(火)【愛知】愛知・安城落語会(染八・三扇・文也・福楽)(中止)
3/25(水)【愛知】名古屋・桂小春團治独演会 名古屋公演(7/22(水)に延期)
3/26(木)【愛知】名古屋・桂雀太・柳亭小痴楽 ふたり会(8/11(火)に延期)
3/26(木)【愛知】名古屋・登龍亭御披露目会(パーティー)(延期・期日未定)
3/28(土)【愛知】日進・柳家喬太郎 桃月庵白酒 二人会 ('21.2/7(日)に延期)
3/28(土)【愛知】名古屋・赤門28寄席(中止)
3/28(土)【愛知】 鯉斗の古典・こてん vol.1(鯉斗・月子)(延期・期日未定)
      *2019.10.12が台風で延期となり2度目の延期です。
3/29(日)【愛知】 知立・文珍 たい平 東西会(中止)
3/29(日)【愛知】名古屋・ 天中軒雲月一門会 三代目天中軒月子襲名披露(7/24(金祝)に延期)
3/29(日)【静岡】湖西・本果寺寄席(鯉丸)(7/12(日)に延期)

3/31(火)【愛知】名古屋・春に船in大須演芸場(正太郎・小辰)(延期・期日未定)

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東海地区 2020年2月落語会開催中止・延期・変更情報

2020年2月26日、新型コロナウイルス感染症を防ぐための国からイベントの開催自粛に関する国民へのメッセージが出て以降、ばたばたっ、と落語会の中止・延期が相次ぎました。

東海地区のみでもその記録を残しておきたいと思い、ここに記録します。

インターセクション調べ(2020年3月31日現在)
*詳細・払い戻しの有無については、主催者にご確認の上行動をお願いいたします。
*これ以外にも中止・変更になった会がある場合があります。
*東海落語往来3月号にも掲載しております。なお、東海落語往来本誌に情報掲載の無い会が一部掲載されております。

2/27(木)【愛知】 名古屋・立川談春35周年記念落語会(中止)
2/28(金)【愛知】 名古屋・大須赤門28寄席(中止)
2/28(金)【愛知】 常滑・常滑ふるさと寄席(竹丸・鱗林・豊来家幸輝)(延期・期日未定)
2/29(土)【愛知】 名古屋・立川志の彦の 久良三落語会(延期・期日未定)
2/29(土)【静岡】 浜松・浜北寄席 桂文枝独演会(中止)

2月分は以上です。

 

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離れているからできること。

あれは私が東京にいたころだから、まだ20世紀だった頃の話。

落語協会謝楽祭が円朝まつりになるさらに前、全生庵での業界人だけの「円朝忌」としてひっそりと催されていた頃のちょっとしたエピソード。

あるマスコミ関係者の方がパソコン通信でお話をしていました。
「今度、円朝忌に行くことになって、初めて協会の浴衣を着ました」
(どちらの団体かは失念しました)
当時は、浴衣の着用が参加必須だったのかもしれないです。でも、当人と周りが「良かったですね~」と盛り上がる中、自分はどこかで小さな違和感を感じていました。
円朝忌に参加するのは有意義なことかもしれない。
でも、そこに参加する上で協会の浴衣を着るというのは、読者に物事を伝えるという立場から一歩「中の人」に踏み込むことなのではないだろうか。そしてそれは、伝えられないことが増えるだけではないだろうか。そうしないと伝えることができないことがあるのだろうか。
その違和感を口にする機会がないまま、長い時間が経ちました。

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~東海落語往来4月号特集について~

東海落語往来4月号の特集は

「日本全国 どこかの町で落語のまつり ※ただし東京は除く」 です。

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ネタ帖で見る地域寄席・「浜松・雅落語会の巻」

浜松・雅落語会、主催者のYさんに、初期のネタ帖を見せていただきました。
第一回(昭和50年!)は12/29、柳亭楽輔・春風亭柳若(現・瀧川鯉昇)勉強会としてスタート。
Yさんは鯉昇師匠の高校の同級生。

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第一回 番組

コント

千早ふる 柳若

子ほめ 楽輔

仲入

コント

だくだく 柳若

たらちね 楽輔

雅落語会、浜松の田町公会堂を会場に、現在は柳亭楽輔・瀧川鯉昇・笑福亭鶴志三人のレギュラー出演の会としてほぼ固定されていますが、最初の頃は三笑亭夢楽・古今亭圓菊・桂歌丸など師匠・先輩や、後輩が前座として出演しているのを見つけることができました。

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津島「6時間耐久マラソン落語会」

津島藤まつりのイベントに合わせての町おこしの企画に合わせての落語会。今年で6回目、ということで足を運んでみました。
第二部と第三部を見ることができましたが、いや~、楽しかった。

見ることができた演目は以下のとおり。
(すみません、演者の方のお名前は略しました)
第二部:大喜利・鈴ヶ森・紙入れ・寿限無(女の子ver.)・宗論・腹話術・四段目
第三部:大喜利・鉄砲勇助・転失気・強情灸・牛ほめ・三十石・一同ご挨拶

出演者は名古屋や西日本を中心としたアマチュア落語の猛者十数人、関東からも参加がありました。
色の異なった出演者が次々に登場、それぞれの個性が引き立ち、天気が良く開け放った扉から客席にも気持ちよい風が通ります。
町おこしのイベントの一環でありながら、参加者のつながりが地元のみにとどまらず広がりを持っていること、地域性をとっぱらっても面白さを持った催しである、というのがいい。
最後のご挨拶、出演者一同プラス裏で鳴り物を担当されていた方が登場しての言葉も満足感があふれてました。高座の楽しさが客席にも伝わる、良い会でした。静岡から行った甲斐はありました。
こういうアマチュア落語の会の良さは、なかなか地域を越えて伝わってゆかないというのが本当に残念だと思ってます。でもって書いてます。

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